リウマチの治療方法・治療費用・副作用

DMARDsが主流

リウマチの治療方法について述べていきます。

 

一昔前はリウマチと言うと指がひどく変形するというイメージがありましたが、現在では著しい変形を来すことはほとんどありません。

 

現在行われている薬物治療は、

  • 疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)
  • 非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)
  • ステロイド
  • 外科療法
  • リハビリテーション
がありますが、主役となっている治療方法は

 

DMARDsです。

 

 

ここでは、DMARDsについて述べていきます。

 

治療に使う薬名は以下の通りです。すべて商品名で記載します。

 

DMARDsには、

  • 免疫調整薬
  • 免疫抑制薬
  • 抗リウマチ生物学的製剤
があります。

 

免疫調整薬

アザルフィジンENやリマチルがあります。

 

腎障害や皮疹、肝障害、白血球減少などの副作用に注意が必要です。

 

免疫抑制薬

リウマトレックス、アラバがあります。

 

間質性肺炎、骨髄抑制(血液障害)などの副作用に注意が必要です。

 

抗リウマチ生物学的製剤

レミケード、エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、オレンシア、シンポニー、シムジアが現在使われています。

 

国内で使用が開始されたのが2003年です。
この中では一番新しいのがシムジアで2013年より使用されています。

 

関節破壊を防ぐので、関節の変形を来す患者さんは、この生物学的製剤のお陰でほとんどいなくなりました。

治療費用

しかし、大きな難点は値段が高いという事です。
その治療費用はどれくらいなのか聞いたらおそらくびっくりするでしょう。
金額はいずれも3割負担で記載します。

 

レミケード

レミケードは点滴で投与し、1本100mgで3万円です。

 

体重1kg当たり3mg投与が標準です。

 

体重が34kg以上の人は2本なので1回6万円です。

 

エンブレム

エンブレムは皮下注射です。
1本25mgで1万5000円です。

 

ヒュミラ

ヒュミラも皮下注射で、1本約2万円です。

 

アクテムラ

アクテムラは点滴と皮下注射があります。点滴は50kgを超えると2本となります。
点滴1本の値段は約2万7000円です。

 

オレンシア

オレンシアは点滴投与で、体重60kg未満は2本投与します。2本で約3万円です。

 

その他シンポニー、シムジアはいずれも1か月百4万円必要です。

 

 

これらの治療薬の中にはリウマトレックスとの併用が必要な物や、1か月に1回ではなく2週間に1回の投与や週に2回投与のものもあります。

 

 

経済的に1か月に数万円もの治療費は無理な患者さんもおられ、患者さんも医療スタッフも断腸の思いをしています。

 

 

また、会計窓口でため息をつかれる患者さんや、食事を切り詰めて薬代を捻出するケースもあり、本末転倒となっています。

 

一日も早く公費負担などの対策ができることが、待たれます。

 

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